ながれとよどみ

自分が解いた問題の解法など

アクチュアリー数学の勉強に使っている教材

アクチュアリーの1次試験の「数学」に使っている教材を紹介する。 去年は残念ながら「不合格Ⅰ」で落ちてしまったので、今年は過去問の演習量を増やす。 基本的には「合格へのストラテジー」→ 過去問演習 という順で勉強を進めて、理解しにくい箇所を他の教材で補うという形で学習を進めた。

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  • 合格へのストラテジー アクチュアリー数学の試験で用いる公式と基本的な例題が載っている。例題の解法を一通り理解して、自力で解けるようになれば、過去問演習に入れるようになると思う。

  • 過去問演習 こちらのページで数年分の解説を無料で見ることができる。2021年度の解説もこちらのページから見ることができる。 金銭的に余裕がある人であれば、 例えばこのサイトの過去問解説を購入してもいいかも。

pre-actuaries.com

自分は8年分くらいしか解かなかったが、今年の試験のように合格率が低い場合に備えて15年分くらいは解いた方がよさそう。 解けなかった問題はEvernoteに問題と解説をまとめて、暇なときに見直すのがおすすめ(Todo:画像を挿入)

確率分野

はじめの方の小問の高校数学みたいな問題で以外に苦戦したりする。 多少わからない問題があっても動揺しないようにする。

統計分野

この分野は過去問と似たような問題が出題されがちなので、ちゃんと過去問を演習しておけば徐々に安定してくると思う。 精密法の公式はちゃんと覚えておく必要がある。

モデリング分野

ややとっつきにくい分野だが、統計分野と同様に過去問の類題が出題されがちなので、得点源にしやすい 昨年と一昨年は大問で出題がされていた。 (2022: 大問3 ボックスミュラー変換関連の問題)

まず、「大学生の確率統計」の例題を読んでみるのがおすすめ。 はじめのうちはあまりピンとこなくても、問題演習を進めるうちに理解が深まっている気がする。

こちらの講義資料がよくまとまっていて、しばしば参考にしていた。 http://www.math.u-ryukyu.ac.jp/~sugiura/2021/act_math2021b.pdf